収穫/Harvest
湿地に自生するカチュー(水草)を根元から手作業で引き抜きます。収穫は村の男性の仕事です。

泥染め/Mud dyeing
収穫したカチューを泥の中に浸します。この泥水は、きめ細かく白濁した粘土質の泥からできています。これにより繊維が柔らかくなり、乾燥による「もろさ」を防ぐとともに、水草自身を保護して折れにくくする効果があります。さらには乾燥した際の色合いが美しくなります。

乾燥/Dry
日当たりの良い日に風通しの良い場所で、水草(Krajood)の繊維を広げるか束ねた状態で、3〜4日間天日干しにします。この自然乾燥の工程で水分を飛ばすことで、製品を編む際のカビの発生を防ぎます。 乾燥させた水草は、まず夜露に当てて湿り気を与えることで、表面を滑らかにして扱いやすくします

圧/Press
筒状のカチューを平らにするために、石のローラーやプレス機を使って平らに潰します。伝統的には木槌で叩いていましたが、現在はローラーが使われています。このローラーはセメント管や円筒形の鋼管など、適度な重さのある丸い材料で作られています。ローラーで転がすことで水草が柔らかくなり、編みやすくなります。機械(動力)によるローリングも可能ですが、その方法だと茎は平らになっても柔らかくはならないため、編む作業が難しくなります。

編む/Knit
- 底から編み始める . . . 収納ボックスやバッグの底面から形を作り始めます。
- パターンの作成 . . . 基本の平編みだけでなく、斜め編みや模様編みを組み合わせてデザインを施します。基本となる文様は、通常「綾織り(ツイル織り)」です。
- 型崩れ防止 . . . 大きな収納ボックスなどは、編み進める際に木製の型を入れて形を整えることもあります。
